今週は久々の探検隊です。筆者はこういう洞穴ものが好きなんですよ。場所は磐梯熱海温泉から車で10分位の所にある高玉金山。天正元年(1573年)会津の初の領主芦名家17代、盛興によって拓かれた高玉金山。戦国時代の生き残りをかけ、金銀の獲得が重要であったことから、その開発は大いに奨励され、時代を追うごとに発展しました。鉱床は、本山・青木葉・鶯の三鉱床群からなり、鉱脈数は脈名のついたものだけでも1000条を超え、最盛期(1935年)には、年間1t以上の金を産出しました。その結果、日本三大金山に数えられるまでに、隆盛を極めました。400年の時を経て金山の歴史と栄華を今に伝える黄金の郷、それが高玉金山です。写真は当時の巻上げ室で大たて坑の岩石や砂などを載せて運ぶエレベータを巻き上げる巻上げ機が置かれていたところです。現在、先人の偉業をたたえて観音様をお祀りしています。
45億年以上の地球史の中で、最古の金鉱床の生成は、地球形成の時代とされる30億年前の始生代に起こったといわれています。それは、南アフリカの地下深く広がるグリーンストーン帯です。そのプロセスは、まだ不安定な状態にあった初期の地球が、クラトンと呼ばれる安定した状態となるために大規模な横ずれを起こしたためとされています。それにより生じたせん断帯の各所に隙間ができ、そこを上昇路としてマグマによる熱水が、地殻深く眠る金を地表へ運んだと考えられています。写真は1Fにある資料館、大自然のロマンに触れたあとは資料館へ。館内には、採掘に使用された工具や測量機器、鉱石など、学術的にも貴重な資料が展示されている。
鉱物好きの人にトルマリンの紹介、見た目は石炭に似ている中身は1880年ピエールキュリーと、その兄ジャックのキュリー兄弟により圧力や熱を加えると電気が発生する事を発見してノーベル物理学賞を受けた、鉱物の中ただひとつ電気を帯びる鉱石です。永久的に微弱な電流とマイナスアルカリイオンを発生させるトルマリンは、水分子の集団=クラスターを細かく分解する働きがありマイナスアルカリイオンによる水の弱アルカリ化、そしてトルマリン鉱石自体に含まれるミネラル分の溶出によるミネラル化などの作用で普通の水道水をおいしく身体に良い水に変化させるそうです。購入希望の方はゴールドマイン高玉観光株式会社 郡山市熱海町玉川字横道13 電話024(984)1220まで お風呂用は袋に入って(700g)1万円だそうです。取材協力ゴールドマイン高玉観光株式会社 文章は高玉金山パンフレットより
さて、今週の問題です。写真の飛行機は何という航空会社でしょう。正解者には抽選で素敵な景品を差し上げます。
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